みなさん、こんにちは!Umios担当者のNです。
10月10日は「缶詰の日」。今日は、Umiosが力を入れて取り組んできた「缶詰の開け方」の研究についてお届けします。
9月には、防災をテーマに「共助」に目を向けた企画を実施しました。「長期保存おさかなソーセージ 安心を贈るおすそわけキャンペーン」では、本当にたくさんのご応募をいただきました。みなさんの防災への意識の高まりを、とても嬉しく、頼もしく感じています。
お互いに助け合う「共助」も大切ですが、防災の基本はまず自分やご家族の身を守ること。そこで次に注目したのが、いざという時に「使える力(自助)」です。
実は、大人でも自己流で開けていて、正しいコツを知らない方が多い缶詰。「親子で実際に開けてみよう」と始まったのが、10月の「親子で缶詰オープンチャレンジ~『開ける』を学ぼう~」です。
今回は、缶詰のおいしさや備蓄だけでなく、「いざという時にきちんと使いこなせるか」という視点から、その“開け方のコツ”をご紹介します。

Umiosのお客様相談室スタッフが、勉強会で実際に開け方を確認したところ、驚きの声が上がりました。
「今まで力任せにフタを引っ張っていたけれど、今回の方がより楽に開けられました」
「フタを切り離す瞬間が緊張します」
毎日お客様のお問合せに向き合うスタッフは、いち消費者として思い込みや開けるときの不安を体感するために、このような勉強会を続けています。
世界53か国、1500種以上の缶詰を食してきた、日本缶詰びん詰レトルト食品協会公認 缶詰博士・黒川勇人さんにもお話をお聞きしました。

缶詰博士 黒川勇人さん
仕事柄、人より缶詰を開ける機会は多いですが、誰かに開け方を教わった記憶はなく、普段はほとんど意識していません。経験の中で自然と自分なりのやり方を持っている。きっと皆さんも同じではないでしょうか。
一度、缶詰を「開ける」ことに意識を向け、実際に開けて食べてみる。お子さんにもぜひ体験してほしいですね。「自分で開けられた」「おいしく食べられた」という経験は、いざという時の安心につながります。缶詰を開けることも「生きていくためのスキル」。そんな経験が、こころの備えにもなると思います。
「開けやすさ」は、腕力とは関係ありません。「必要な力を無駄なく効率的に使い、中身を飛び散らせずに開けられること」。それがUmiosのたどり着いた答えです。
Umios公式サイトのお客様相談室ページで「開け方動画」を公開しています。
※動画再生時には音声が流れますので、音量にご注意ください。
力任せに引っ張るのではなく、以下のようにちょっとした「コツ」を知るだけで、驚くほどラクに安全に開けることができます。動画とあわせて、手や指の位置、力をかける方向など、上手に開けるポイントもぜひチェックしてみてください
管理栄養士監修レシピでおなじみの調理師・沼津りえさんに「親子で缶詰を開けてみる」についてお聞きしました。
▲缶をおさえる「キツネ」の手
調理師 沼津りえさん
料理で缶詰はよく使いますが、開け方を意識したことはありませんでした。コツを知ると迷いがなく、安心ですね!
子どもにとっては卵を割るのと同じ。大人には簡単でも、力加減はやってみないと分かりません。最初から完璧じゃなくて大丈夫。プルタブを起こせたら、それも立派な「できた!」です。防災訓練と構えず、おうちキャンプやゲーム感覚で、親子で楽しんでみてくださいね。
なぜUmiosは、ここまで「缶詰の開け方」にこだわるのでしょうか?
きっかけは、お客様から寄せられた「缶詰が開けにくい」という一言でした。
その原因を探るため、Umios中央研究所は筑波大学「みんなの使いやすさラボ」と共同研究を開始。高齢者や大学生の開缶動作を分析したところ、多くの人が説明を確認せず、自己流で開けている実態が分かってきたのです。
そこで、丸型缶で力を効率よく使い、内容物を飛び散らせずに開ける方法を検証。研究から導き出した「開け方のコツ」を、学会にて発表しました。
さらに、公式サイトでの動画配信や、お客様相談室でのお問い合わせ対応などを通じて、より多くの方に知っていただく取り組みも続けています。
おいしさだけでなく、「使いやすさ」も商品の品質。それが、Umiosのこだわりです。
時代と共に商品の味やパッケージが進化してきたように、「使いやすさ」や「伝え方」も常に工夫を重ねていく必要があります。いただいた声は、今後のお客様相談室でのご案内や、分かりやすい伝え方の改善にも活かしていきます。

ご家庭で缶詰を開けてみる——そんな日常の小さな体験から、防災に対する「こころの備え」を一緒に始めませんか?
ぜひご自宅にある缶詰で「開ける練習」を一度試してみてくださいね。